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ムーラバンダとは?

むーらばんだ

ムーラバンダとは、ヨガにおいて骨盤底筋群を内側に引き締める「根本の締め」と呼ばれるエネルギー制御法です。

ムーラバンダ(Mula Bandha)は、サンスクリット語で「根(ムーラ)の締め(バンダ)」を意味し、ヨガの伝統的な実践技法であるバンダ(身体的・エネルギー的な締め付け)のひとつです。

身体的には、会陰部から肛門にかけての骨盤底筋群を内側・上側へと引き上げるように収縮させます。この収縮は表面的な筋肉の力みではなく、微細で持続的な内向きのエネルギー的引き上げを目指します。アシュタンガヨガをはじめ多くのヨガスタイルで、呼吸・体位法(アーサナ)と連動して常時または特定のタイミングで保持するよう指導されます。

ヨガの哲学では、身体の下部に位置する「根本チャクラ(ムーラーダーラ)」を刺激し、生命エネルギー(プラーナ)を下方へ逃がさず上方へ引き上げる働きがあるとされています。これにより精神的な安定・集中力の向上・瞑想の深化が促されると考えられています。

実践上の主な効果として以下が挙げられます。

  • 骨盤底の筋力強化と臓器のサポート
  • 体幹の安定とアーサナの精度向上
  • プラーナの上昇とエネルギー感覚の覚醒
  • 集中力・瞑想の深化への助け

ムーラバンダはウディヤーナバンダ(腹部の締め)やジャーランダラバンダ(喉の締め)とともに「三つのバンダ」を構成し、高度なプラーナーヤーマや瞑想実践の基盤となります。初心者は経験のある指導者のもとで段階的に習得することが推奨されます。

使い方・例文

アシュタンガヨガのクラスでは、太陽礼拝から始まるすべてのアーサナを通じて、ムーラバンダを保持したまま動き続けることが求められます。

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