サンスクリット語とは?
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サンスクリット語とは、古代インドで用いられた古典語であり、ヒンドゥー教・仏教・ジャイナ教の聖典や哲学書に使われてきた言語です。
サンスクリット語(梵語)は、インド・ヨーロッパ語族のインド・イラン語派に属する古典語で、紀元前1500年ごろから用いられてきた言語です。「サンスクリット(Sanskrit)」という名称は、「完全に形成された」「精製された」を意味するサンスクリット語の語彙に由来します。
サンスクリット語には大きく分けて二種類あります。一つは「ヴェーダ語」と呼ばれる古形で、インド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』に用いられています。もう一つは紀元前4世紀ごろに文法学者パーニニが体系化した「古典サンスクリット」で、このルールは今も基本として参照されています。
この言語が重要視される理由は多岐にわたります。
- ヒンドゥー教の聖典『ヴェーダ』や叙事詩『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』の原典言語である
- 仏教やジャイナ教の経典にも広く使われ、東アジアの仏教文化に大きな影響を与えた
- インド・ヨーロッパ語族の比較言語学において基準となる言語の一つである
- 現代のヒンディー語をはじめ、多くのインド系言語の語彙・文法の源泉である
現在もインドでは儀礼・学術の場でサンスクリット語が使用され、インド政府の公認言語の一つに数えられています。日本語にも「刹那(クシャナ)」「旦那(ダーナ)」など仏教経由の借用語が多数存在します。
使い方・例文
仏教寺院で唱えられる「般若心経」は、サンスクリット語の経典を漢語に翻訳したものであり、「ハンニャーハーラーミッター」という音写がその名残を伝えています。
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