紀元前とは?
きげんぜん
紀元前とは、西暦のキリスト誕生とされる年より前の時代を表す暦上の表現です。
紀元前(きげんぜん)とは、現在世界で広く使われているグレゴリオ暦(西暦)において、イエス・キリストの誕生とされる年(西暦1年)よりも前の年代を表す表現です。英語では「BC(Before Christ)」または「BCE(Before Common Era)」と表記されます。
西暦は「紀元」を起点として、それより後を「西暦〇〇年」(AD: Anno Domini)、前を「紀元前〇〇年」と数えます。重要な特徴として、紀元前の年数は過去へさかのぼるほど数が大きくなる点があります。たとえば、「紀元前500年」は「紀元前100年」よりも古い年代です。また、「紀元前1年」の次が「西暦1年」であり、「西暦0年」は存在しません。
紀元前の概念が使われる代表的な場面は以下のとおりです。
- 古代史・考古学:エジプト文明やメソポタミア文明、古代ギリシャ・ローマの歴史記述
- 聖書・宗教史:ユダヤ教の歴史やイエス誕生以前の出来事
- 地質学・自然史:人類誕生以前の地球の歴史を語る際(この場合は「万年前」なども使う)
なお、国によっては西暦以外に独自の紀年法(元号・イスラム暦・ユダヤ暦など)を使うこともあり、歴史研究では換算が必要になる場合があります。
使い方・例文
「紀元前3世紀にアレクサンドロス大王が東征した」「ピラミッドは紀元前2500年頃に建設されたとされる」のように、古代の出来事の年代を示す際に使われます。
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