暦とは?
こよみ
暦とは、年・月・日を一定の規則に基づいて体系的に区分し、時間の流れを管理するための体系であり、農業・宗教・社会生活の基盤として人類が古くから用いてきたものです。
暦(こよみ)とは、太陽・月などの天体の動きを基準にして年・月・日を体系的に定め、時間の流れを記録・管理するための仕組みです。人類は農作業の時期の把握、祭事・宗教行事の日取り決め、歴史の記録などのために、古くから暦を発達させてきました。
暦は基準とする天体によって大きく三種類に分けられます。
- 太陽暦:地球が太陽を一周する時間(約365.25日)を1年とする暦。現在世界で最も広く使われているグレゴリオ暦がこれにあたり、うるう年を設けて季節のずれを補正します。
- 太陰暦:月の満ち欠けのサイクル(約29.5日)を1か月とする暦。12か月で約354日となり、太陽暦より約11日短くなります。
- 太陰太陽暦:太陰暦を基本としながら、閏月(うるうづき)を設けて太陽の運行にも合わせる暦。日本の旧暦(和暦の元となる暦)や中国の農暦がこれにあたります。
日本では明治5年(1872年)に太陽暦(グレゴリオ暦)を採用し、現在も公式に使用されています。一方で「和暦」として元号による年の表記も併用されています。また、旧暦に基づく行事(お月見・七夕・お盆など)が現代も生活の中に残っています。
暦は単なる日付の記録にとどまらず、農業の種まきや収穫の目安、季節ごとの行事のタイミング、さらには吉凶を占う「六曜(大安・仏滅など)」の文化にも深く結びついています。
使い方・例文
毎年1月1日を「新年」として祝うのはグレゴリオ暦に基づく習慣で、同じ元日でも旧暦(太陰太陽暦)では日付が異なり、中国の春節がその代表例です。
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