旧暦とは?
きゅうれき
旧暦とは、明治時代に太陽暦(新暦)が採用される以前に日本で使われていた太陰太陽暦のことです。
旧暦(きゅうれき)とは、日本において明治6年(1873年)に太陽暦(グレゴリオ暦)が採用される以前に用いられていた暦法で、正式には太陰太陽暦と呼ばれます。月の満ち欠けを基準に月を区切りつつ、季節のずれを補正するために「閏月(うるうづき)」を設けた複合的な暦です。
月の始まりは新月(朔)で、30日または29日で1か月とします。12か月では太陽年(約365.25日)より約11日短くなるため、数年に一度、同じ月名の月を2回設けて調整していました。このため「旧暦◯月」は毎年太陽暦の異なる日に当たります。
旧暦では24節気(二十四節気)や十二支・干支も使われ、農業の時期の目安や吉凶の判断に活用されました。現代でも以下の場面で旧暦が参照されます。
- お盆(旧暦7月15日前後)を旧暦で行う地域
- 七夕(旧暦7月7日)・中秋の名月(旧暦8月15日)などの年中行事
- 沖縄などの伝統行事・祭礼
- 農事暦・漁業の潮の満ち引き
「旧暦正月」は中国の春節に近い時期にあたり、地域によっては旧正月として祝われます。現代では新暦が主流ですが、旧暦は日本文化の季節感を理解する上で重要な知識です。
使い方・例文
「お月見(十五夜)」は旧暦8月15日の満月に合わせて行うため、毎年新暦では異なる日になります。
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