聖典とは?
せいてん
聖典とは、宗教においてその教えの根本として尊重される聖なる文書・書物の総称です。
聖典(せいてん)とは、特定の宗教や信仰体系において、神・仏・聖者などからの啓示・教え・記録として権威を認められた聖なる文書・書物の総称です。英語では Scripture(スクリプチャー)または Sacred Text と表されます。
世界の主な宗教における聖典を例に挙げます。
- キリスト教:聖書(旧約・新約。ただし正典の範囲は宗派によって異なる)
- イスラム教:クルアーン(コーラン)。預言者ムハンマドへの啓示を収録
- ユダヤ教:タナハ(ヘブライ聖書)とタルムード
- 仏教:パーリ語三蔵(上座部)、大乗経典群(般若経・法華経など)
- ヒンドゥー教:ヴェーダ・ウパニシャッド・バガヴァッド・ギーターなど
聖典はその宗教コミュニティの礼拝・儀礼・倫理・法律の基盤となるほか、文学・哲学・文化にも深い影響を与えてきました。解釈の方法(文字通り解釈か象徴的解釈か)をめぐっては宗派内外で長年の議論が行われており、聖典研究は神学・宗教学の中心的なテーマです。写本や印刷技術の発展は聖典の普及と翻訳運動を促進し、世界各地の言語文化の形成にも寄与しました。
使い方・例文
礼拝堂での朗読、信者が日常的に手にとって読む行為、教義論争における引用など、信仰生活のあらゆる場面で聖典は参照・引用されます。
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