ジャーランダラバンダとは?
じゃーらんだらばんだ
ジャーランダラバンダとは、ヨガの実践において顎を胸骨に引き寄せることで気道を閉じ、エネルギーの流れを制御する「喉のロック」と呼ばれるバンダ法です。
ジャーランダラバンダ(Jalandhara Bandha)とは、ヨガのバンダ(身体的な締め・封印)の一つで、顎を胸骨(のど仏の下あたり)に向けて引き下げることで首と喉の部位を収縮・封印するテクニックです。サンスクリット語で「ジャーラ(網・流れ)」「ダラ(流れを止める)」「バンダ(封印)」を意味し、「喉のロック」とも呼ばれます。
ヨガ哲学では、バンダはプラーナ(生命エネルギー)を身体の特定部位に封じ込め、呼吸制御(プラーナーヤーマ)の効果を高めるために行われます。ジャーランダラバンダは特に保息(クンバカ、息を止めた状態)のときに合わせて行われることが多く、エネルギーが頭部に向かって散逸するのを防ぐ役割を担うとされます。
実践上の効果として、以下が伝統的に語られています。
- 甲状腺・副甲状腺への刺激と調整
- 首・肩の柔軟性向上
- 精神集中と瞑想の深化
- 血圧・心拍を落ち着かせる作用
ジャーランダラバンダは他の二つのバンダ(ムーラバンダ・ウッディヤーナバンダ)と合わせて「マハバンダ(三大封印)」として実践されることもあります。初心者が単独で強く行うと頸椎に負担がかかる場合があるため、経験のある指導者のもとで学ぶことが推奨されます。
使い方・例文
プラーナーヤーマの練習中に息を吸い込んで止めた際、ジャーランダラバンダを行って顎を胸に引き寄せることで、首への圧力を高めエネルギーを体内に封じる感覚を体験できる。
この用語をシェア
最終更新: