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横隔膜とは?

おうかくまく

横隔膜とは、胸腔と腹腔を仕切るドーム状の筋肉で、呼吸運動において最も重要な役割を担う器官です。

横隔膜(おうかくまく)は、胸腔(肺・心臓が入っている空間)と腹腔(胃・腸・肝臓などが入っている空間)を隔てる、ドーム型の薄い筋肉と腱(けん)でできた構造物です。英語では「diaphragm(ダイアフラム)」と呼ばれます。

横隔膜は呼吸の主役です。息を吸うとき(吸気)、横隔膜は収縮して下方に平らになり、胸腔の容積を増やして肺に空気を引き込みます。息を吐くとき(呼気)は弛緩してドーム形に戻り、胸腔が縮小して空気が押し出されます。安静時の呼吸では横隔膜がこの動きを一手に担い、1日に2万回以上収縮・弛緩を繰り返しています。

横隔膜には大動脈・大静脈・食道が通過するための孔(開口部)があります。横隔膜の孔から腹腔側の臓器が胸腔に飛び出す「横隔膜ヘルニア」は、先天的または外傷によって起こる疾患です。

しゃっくりは横隔膜の痙攣(けいれん)によって起こります。また、声楽家や管楽器奏者が「腹から声を出す」と言うときに使う「腹式呼吸」も、横隔膜を意識的に動かす呼吸法です。

使い方・例文

深い腹式呼吸をすると、横隔膜が大きく上下に動いているのを意識することができ、歌や瞑想のトレーニングでよく活用されます。

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