本文へスキップ

食道とは?

しょくどう

食道とは、口から取り込んだ食べ物を胃へ運ぶ、のどと胃をつなぐ管状の器官のことです。

食道とは、咽頭(のど)と胃の間をつなぐ、長さ約25センチメートルほどの筋肉でできた管状の器官です。首から胸を通って腹部の胃の入り口まで続いており消化管の最初の通り道としての役割を担っています。

食道の働きの中心は、飲み込んだ食べ物や飲み物を胃へ送り届けることです。この際、食道の壁にある筋肉が波のように順番に収縮する「蠕動運動」と呼ばれる動きによって、食べ物は重力に頼らずとも押し進められます。そのため、横になった状態や逆立ちをした状態でも飲食物を胃に送ることが可能です。食道と胃の境目には下部食道括約筋があり、胃の内容物が食道へ逆流するのを防ぐ弁のような役割を果たしています。

食道に関連する病気としては、胃の内容物が逆流して炎症を起こす逆流性食道炎や、食道の粘膜にできる食道がんなどが知られています。食道がんは飲酒や喫煙、熱い食べ物の摂取などが危険因子として指摘されており、早期発見のためには内視鏡検査が重要とされています。食道は消化そのものにはほとんど関与しませんが、飲食物を安全かつ確実に胃へ届けるための重要な通路です。

使い方・例文

熱い飲み物を一気に飲むと食道が熱さを感じ、胸のあたりがひりひりすることがあります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語