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ダイアフラムとは?

だいあふらむ

ダイアフラムとは、鉄骨構造において柱と梁を剛に接合するために設けられる補強用の鋼板のことです。

ダイアフラム(diaphragm)とは、鉄骨造の建築物において、柱と梁の接合部に設けられる鋼製の仕切り板(補強板)を指します。接合部の変形を防ぎ、梁からの力を柱へ確実に伝達するための重要な構造部材です。

鉄骨柱(特に角形鋼管柱や円形鋼管柱)に梁を接合する際、梁フランジからの引張・圧縮力が柱の側板に集中すると局所的な変形が起きるおそれがあります。ダイアフラムはこの問題を解決するために柱内部や外部に設置され、力を柱全体に分散させます。

設置位置によって大きく3種類に分類されます。

  • 内ダイアフラム:角形鋼管柱の内部に溶接する方法
  • 外ダイアフラム:柱の外側にリング状に取り付ける方法
  • 通しダイアフラム:柱を水平に切断し、ダイアフラムを挟み込む方法

ダイアフラムの溶接品質は接合部の耐力に直結するため、超音波探傷試験などによる非破壊検査が実施されます。阪神・淡路大震災ではダイアフラム周辺の溶接部破断が多く報告され、以後の設計・施工管理が強化されました。

使い方・例文

鉄骨造の高層ビル建設現場では、柱と大梁の接合部に通しダイアフラムを設けることで、地震時の接合部破断を防ぐ設計が標準的に採用されています。

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