本文へスキップ

鉄骨とは?

てっこつ

鉄骨とは、建物の骨組みに使われる鋼材(形鋼・鋼管など)のことで、高層建築や大スパン構造を支える主要な構造部材です。

鉄骨(てっこつ)とは、建築・土木構造物の骨格を構成する鋼製の部材の総称です。正式には「構造用鋼材」と呼ばれ、H形鋼・I形鋼・角形鋼管・丸形鋼管・山形鋼(アングル)などさまざまな断面形状の製品が用途に応じて使い分けられます。

鉄骨構造(S造)の主な特徴は以下のとおりです。

  • 高い強度・靭性:引張・圧縮・曲げに強く、地震時に粘り強くエネルギー吸収する
  • 大スパン対応:柱の間隔を大きく取れるため、体育館・工場・橋梁などに適する
  • 軽量性:同強度の鉄筋コンクリートと比べて重量が小さく、基礎への負担が少ない
  • 工期の短縮:工場でプレカットした部材を現場で組み立てるため施工が迅速

一方、鉄は熱に弱く、高温(約500℃以上)で急激に強度が低下するため、耐火被覆(耐火塗料・吹付ロックウールなど)が必須です。また、湿気による腐食を防ぐ防錆処理も重要な維持管理項目です。

現代の超高層ビルや大型商業施設では、鉄骨と鉄筋コンクリートを組み合わせた「鉄骨鉄筋コンクリート構造(SRC造)」も広く採用されており、それぞれの長所を活かした設計が行われています。

使い方・例文

スカイツリーや超高層マンションの建設現場では、クレーンで巨大なH形鋼を組み上げる鉄骨工事の様子が見られます。また、駅や体育館の屋根を大きなアーチ状に架けるためにも鉄骨トラスが多用されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語