ウォッシュド精製とは?
うぉっしゅどせいせい
ウォッシュド精製とは、コーヒーチェリーの果肉を機械で取り除いた後、水に漬けて発酵・水洗いしてからコーヒー豆を乾燥させる精製方法です。
ウォッシュド精製(Washed Process)は、コーヒーの実(コーヒーチェリー)から種子(生豆)を取り出す際に用いられる精製方法のひとつです。「水洗式」とも呼ばれ、世界のコーヒー生産地で広く採用されています。
主な工程は以下の通りです。
- 収穫したコーヒーチェリーをパルパー(果肉除去機)にかけ、外皮と果肉を機械的に取り除く
- 豆の表面に残った粘液質(ミューシレージ)を取るため、水槽に漬けて発酵させる(通常12〜48時間程度)
- 発酵後に大量の水で洗い流し、パーチメント(内果皮)のついた状態で乾燥させる
- 乾燥後に脱穀して生豆を取り出す
ウォッシュド精製の最大の特徴は、果実の影響を最小限に抑え、コーヒー豆本来の風味(テロワール)を引き出しやすい点です。クリーンで明るい酸味、透明感のある味わいが得られるため、スペシャルティコーヒーの世界で高く評価されています。
一方で大量の水を使うため、水資源が豊富な地域に向いており、エチオピア・ケニア・コロンビア・グアテマラなどで広く行われています。ナチュラル(天日乾燥)やハニー精製などと比較して味の違いを楽しむことが、コーヒー愛好家の間で広まっています。
使い方・例文
「このエチオピア産豆はウォッシュド精製なので、すっきりとした酸味とクリーンな後味が楽しめる」のように、スペシャルティコーヒーのパッケージや解説でよく登場します。
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