ウイグル人とは?
ういぐるじん
ウイグル人とは、中国・新疆ウイグル自治区を中心に居住するテュルク系イスラム教徒の民族で、独自の言語・文化・歴史を持ちます。
ウイグル人は、主に中国北西部の新疆ウイグル自治区に居住するテュルク系民族です。人口は数百万〜千万人規模とされ、中央アジアのカザフスタン・キルギスなどにも少数が居住しています。テュルク語族に属するウイグル語を母語とし、大多数がスンニ派イスラム教を信仰しています。
ウイグル人の歴史は古く、8〜9世紀にモンゴル高原でウイグル可汗国(ウイグル帝国)を形成し、中央アジアで高度な文明を発展させました。その後、タリム盆地(現在の新疆)に移住し、オアシス農業や東西交易(シルクロード)で繁栄しました。ウイグル文字はモンゴル文字やマンジュ文字の母体ともなりました。
現代においては、中国政府との政治的緊張が国際的な注目を集めています。中国当局はウイグル人に対する大規模な監視・拘束・文化的同化政策を行っているとされ、国連や各国政府・人権団体がその実態を問題視しています。中国側はこれを「職業訓練」や「テロ対策」として位置づけており、国際社会との見解の相違が続いています。
ウイグル文化は、音楽・舞踊・詩・手工芸など豊かな伝統を持ち、中央アジア文化圏の重要な一翼を担っています。
使い方・例文
国際ニュースで新疆問題や人権問題が報じられる際に登場するほか、中央アジアの歴史・シルクロード研究の文脈でも重要なキーワードとなります。
この用語をシェア
最終更新: