カザフ人とは?
かざふじん
カザフ人とは、中央アジアのカザフスタンを中心に居住するチュルク系民族で、独自の遊牧文化と言語を持つ民族集団です。
カザフ人(カザフ語:Қазақтар)は、チュルク語族に属するカザフ語を母語とする中央アジアの民族です。主にカザフスタン共和国に居住しますが、中国の新疆ウイグル自治区・ロシア・モンゴルなどにも広く分布し、全世界で1,500万人以上いるとされます。
歴史的にカザフ人はユーラシア草原地帯に暮らす遊牧民として知られ、ウズ・ジュズ(大・中・小の三氏族連合)と呼ばれる部族連合体制を基盤に社会を構成してきました。15世紀後半にカザフ・ハン国が成立し、独自の民族的アイデンティティが形成されました。
伝統的な文化の特徴としては以下が挙げられます。
- 移動式住居「ユルト(ゲル)」を用いた牧畜・遊牧生活
- 馬の飼育と乗馬技術、馬乳酒(クムス)の文化
- 口承文学・叙事詩(ジャウル)や民族楽器(ドンブラ)
- イスラム教(スンニ派)を信仰するが土着の信仰も混在
ソビエト連邦時代に定住化が進み、独自の言語・文化を維持しながら現在に至ります。カザフスタン独立(1991年)以降、カザフ語の公用語化とともに民族意識が高まっています。
使い方・例文
カザフスタンの国旗に描かれた紋様や、草原に設営されたユルトの景観は、カザフ人の遊牧文化を象徴するものとして広く知られています。
この用語をシェア
最終更新: