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ハウサ人とは?

はうさじん

ハウサ人とは、西アフリカナイジェリア北部やニジェール南部を中心に居住する、アフリカ最大規模の民族の一つで、イスラム教と交易の文化で知られます。

ハウサ人は、西アフリカに居住するアフロ・アジア語族チャド語派のハウサ語を母語とする民族です。主な居住地はナイジェリア北部とニジェール南部ですが、西アフリカ各地の都市部にも交易商人として広く分散して居住しています。総人口は数千万人に上り、西アフリカ最大規模の民族集団の一つとされています。

ハウサ人の歴史は中世にさかのぼり、10〜16世紀にかけてカノ・ザリアなど複数の都市国家(ハウサ諸国)を形成しました。19世紀初頭にはイスラム改革運動(ジハード)を主導したフラニ人のウスマン・ダン・フォディオによる征服を経て、ソコト・カリフ国の支配下に入り、以降フラニ人との混合・融合が進みました。現代ではハウサ人とフラニ人を合わせて「ハウサ・フラニ」と総称されることも多いです。

ハウサ人はサハラ交易の担い手として長く活躍し、交易ネットワークと商業的才覚で知られています。ハウサ語は西アフリカ全域で広く通用する交易語・共通語としての役割も果たしており、ナイジェリアやニジェールの公用語の一つに数えられます。

文化面では、イスラム教に基づいた生活様式、精巧な革細工・染め物・刺繍などの手工芸、そして口承文学や音楽の伝統が豊かです。

使い方・例文

アフリカの民族・文化を学ぶ際や、西アフリカのイスラム文化圏・交易史を扱う文脈で頻繁に登場する民族名です。

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