フィン人とは?
ふぃんじん
フィン人とは、フィンランドを中心に居住するウラル語族フィン語派の民族で、独自の言語・文化・叙事詩カレワラを持つ北欧の民です。
フィン人(Finnish people、フィンランド語:suomalaiset)は、主にフィンランドに居住するウラル語族に属する民族です。人口はフィンランド国内で約450万〜500万人(全人口の約9割)、世界全体では移民を含め600万〜700万人程度と推定されます。
フィン人の言語であるフィンランド語(スオミ語)は、インド・ヨーロッパ語族に属するほとんのヨーロッパ言語と異なり、ウラル語族フィン・ウゴル語派に分類されます。エストニア語やハンガリー語と同じ語族ですが、日常的な相互理解は難しい水準です。格変化が豊富で文法体系が独特なため、習得難易度が高いことでも知られます。
フィン人の文化的アイデンティティの核には、民族叙事詩「カレワラ」があります。これは19世紀にエリアス・レンロートが民間伝承を収集・編纂した大叙事詩で、フィンランドの独立運動や文化覚醒において重要な役割を果たしました。また、サウナ文化はフィン人の生活に深く根ざしており、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
フィン人は歴史的にスウェーデンやロシアの支配下に置かれ、1917年にソビエト革命の混乱に乗じてフィンランドとして独立しました。粘り強さや内省的な国民性を表す「シス(Sisu)」という概念がフィン人の精神文化を象徴するものとして広く知られています。
使い方・例文
「フィン人は人口が約550万人と少ないながらも、ノキアやロバックスなど世界的企業を生み出した技術立国として知られる」のように、民族・文化の文脈で使われます。
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