チベット人とは?
ちべっとじん
チベット人とは、チベット高原を中心に居住する民族で、独自の言語・文化・仏教信仰を持ち、歴史的にチベット国家を形成してきた人々です。
チベット人とは、ヒマラヤ山脈北部に広がるチベット高原(平均海抜約4,500メートル)を故地とする民族です。中国語では「蔵族」と呼ばれ、現在は中国チベット自治区をはじめ、青海省・四川省・雲南省・甘粛省などにも広く居住しています。また、インドのダラムサラを中心に多くの亡命チベット人コミュニティが世界各地に存在します。
チベット人の文化的アイデンティティの核心にあるのはチベット仏教(ラマ教)です。7世紀ごろにインドから伝わった仏教がチベット独自の形に発展し、精神生活・芸術・建築・政治にいたるまで深く根付いています。ダライ・ラマはチベット仏教の最高指導者であり、政治的・宗教的指導者として長く尊崇されてきました。
チベット人の主な特徴と文化要素は以下のとおりです。
- チベット語(チベット・ビルマ語族)を話す
- 高地での生活に適応した身体的特徴(高地適応能力)を持つ
- ヤクを家畜として活用する遊牧・農耕文化
- タルチョ(祈祷旗)・マニ車・仏塔(チョルテン)などの宗教的風物
1950年代以降の中国による統治の下、チベット人の文化・宗教・言語の保全をめぐる問題は国際社会での人権課題として注目されています。
使い方・例文
チベット人の文化や歴史について語る際、チベット仏教の巡礼・マニ車を回す行為・ラサのポタラ宮といった宗教的・文化的要素が話題の中心になることが多いです。
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