ウラル語族とは?
うらるごぞく
ウラル語族とは、フィンランド語・ハンガリー語・エストニア語などを含む語族で、膠着語的な文法と共通の祖語に由来する語彙的特徴を持つ言語グループです。
ウラル語族(Uralic languages)は、ユーラシア大陸の北部から中欧にかけて分布する言語グループで、約30以上の言語が含まれます。名称はロシアのウラル山脈周辺が祖語(原ウラル語)の発祥地と推定されることに由来します。
主な言語として以下のものが挙げられます。
ウラル語族の主な文法的特徴は、膠着語であることです。つまり、語根に多くの接尾辞を付けることで格・数・人称などを表し、英語やロシア語のような印欧語族とは大きく異なる文法体系を持ちます。たとえばフィンランド語には15の格があります。また、冠詞を持たない、語順が比較的自由、といった特徴も共通しています。
ハンガリー語とフィンランド語は地理的に離れていますが、同じウラル語族に属することが語彙・文法の比較研究によって明らかにされています。これは言語の分布が民族の移動の歴史を物語る典型例として、比較言語学の重要な研究対象となっています。
使い方・例文
言語学の授業や外国語学習の文脈で「フィンランド語とハンガリー語はなぜ似ているのか」という話題のときにこの語が登場します。
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