インダス川とは?
いんだすがわ
インダス川とは、チベット高原を源流としてパキスタンを縦断しアラビア海に注ぐ、南アジア最大級の河川です。
インダス川(Indus River)は、中国チベット自治区のカイラス山付近を源流とし、インド北西部のジャンムー・カシミール地方を経て、パキスタン国内を南北に縦断し、アラビア海へ注ぐ大河です。全長は約3,180kmに及び、南アジア最大級の河川のひとつです。
この川はパキスタンの農業と水資源の根幹を支えており、国名「パキスタン」自体はインダス川流域と深く結びついています。上流のカラコルム山脈・ヒンドゥークシュ山脈からの融雪水が豊富な水量を維持し、流域の灌漑農業を可能にしています。
歴史的に見ると、インダス川流域には紀元前3000年頃からインダス文明と呼ばれる高度な都市文明が栄えていました。モヘンジョ=ダロやハラッパーといった遺跡が流域に残り、計画的な都市設計や上下水道システムが確認されています。
現在も流域の人口は数億人規模に達し、インダス水系の水資源をめぐる管理協定(インダス水条約)がインドとパキスタンの間で締結されるなど、地政学的にも重要な意味をもつ河川です。
基本データ
| 長さ | 3,180 km |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
「インダス川は地理の教科書で必ず登場し、インダス文明の発祥地として世界史の授業でも取り上げられます」のように、地理・歴史の文脈で頻繁に使われます。
この用語をシェア
最終更新: