カイラス山とは?
かいらすさん
カイラス山とは、チベット高原西部に位置する標高約6,638mの山で、ヒンドゥー教・仏教・ジャイナ教・ボン教の4宗教において宇宙の中心とされる聖地です。
カイラス山(カイラース山、Mount Kailash)は、中国チベット自治区の西部、崑崙山脈とヒマラヤ山脈に挟まれたガンディセ山脈に位置する山で、標高は約6,638mです。ガンジス川・インダス川・ブラマプトラ川・サットレジ川など南アジアの主要河川の水源地帯に当たり、地理的にも極めて重要な場所にあります。
カイラス山が世界的に特別視される最大の理由は、複数の宗教において最高の聖地とされている点です。
- ヒンドゥー教:シヴァ神の住まいとされ、宇宙の中心(須弥山)と同一視される
- チベット仏教:密教の聖地であり、デムチョク(勝楽)という仏の浄土とされる
- ジャイナ教:初代ティールタンカラのリシャバナータが解脱した聖地とされる
- ボン教:チベット先住民の伝統宗教における宇宙の軸(宇宙樹)の象徴
毎年、インド・ネパール・チベットなど各地から数万人の巡礼者が訪れ、山の周囲約52kmを時計回り(ヒンドゥー教・仏教)または反時計回り(ボン教)に1〜3日かけて歩く「コーラ(巡礼路周回)」を行います。山頂への登頂は宗教的理由から禁止されており、現在まで人類未踏の山として知られています。
基本データ
| 標高 | 6,638 m |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
カイラス山は宗教・地理・登山の文脈で「4つの宗教の聖地にして未踏峰」として紹介されることが多く、巡礼ツアーの目的地としても知られています。
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