ガンジス川とは?
がんじすがわ
ガンジス川とは、インド北部を流れるヒンドゥー教最大の聖河で、数億人の生活と信仰を支える南アジア最重要の河川です。
ガンジス川(英語名:Ganges、ヒンディー語名:Ganga)は、インド北部のヒマラヤ山脈に源を発し、インド・バングラデシュを経てベンガル湾へ注ぐ全長約2500kmの大河です。流域面積は約100万平方キロメートルに及び、世界でも有数の大河川のひとつに数えられます。
ヒンドゥー教においてガンジス川は「ガンガー」と呼ばれ、女神そのものとして神聖視されています。沐浴(もくよく)によって罪が清められると信じられており、ヴァーラーナシー(バラナシ)などの沐浴場(ガート)には毎日多くの巡礼者が訪れます。火葬後の遺灰をガンジス川に流す習慣も広く行われており、死と再生にまつわる宗教的意義を持つ聖地でもあります。
一方、流域には数億人が生活しており、農業用水・飲料水・生活用水として川への依存度が非常に高い反面、工場排水や生活排水・廃棄物の流入による水質汚染が深刻な問題となっています。インド政府はガンジス川浄化プロジェクトを複数回にわたり推進してきましたが、課題解決には至っていない部分も多く残っています。
ガンジス川はインド文明の揺りかごとも言え、流域で栄えた古代文明の遺跡や都市が数多く点在します。宗教・文化・農業・生態系すべてにわたって南アジアの生活に深く根ざした川です。
基本データ
| 長さ | 2,525 km |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
「インドを旅した際にヴァーラーナシーでガンジス川の沐浴を見学し、早朝の祈りを捧げる人々の姿に深く感動した」というように、宗教的な巡礼や観光の文脈でよく登場する語です。
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