かしとは?
かし
カシとは、ブナ科コナラ属に属する常緑広葉樹の総称で、日本の暖地に広く分布する樹木です。
カシ(樫・橿)は、ブナ科コナラ属のうち常緑性を持つ種の総称です。日本ではアラカシ・シラカシ・ウラジロガシ・アカガシなど複数の種が自生しており、本州南部から九州・沖縄にかけての暖温帯域に多く見られます。
カシの最大の特徴は一年中葉を落とさない常緑性であることです。葉は厚くつやがあり、乾燥や低温に強い構造をしています。ドングリ(堅果)を実らせる点はコナラやクヌギと同じですが、カシのドングリは丸くて小さめのものが多く、タンニンを多く含むため生食には向きません。かつては粉にして食料として利用されることもありました。
木材は非常に硬くて粘り強いのが特徴で、「樫」という漢字も木の堅さに由来します。この性質から、鍬・鎌の柄・木刀・弓・農耕器具など強度が求められる道具の材料として古くから重用されてきました。武道の木刀に使われる「樫の木刀」という表現はよく知られています。
庭木や防風林としても植えられ、刈り込みにも耐えるため生垣にも利用されます。野鳥や小動物にとってドングリは重要な食料源でもあり、生態系でも重要な役割を担います。
使い方・例文
剣道の稽古で使われる木刀の多くは、カシの硬い木材から作られています。
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