首長竜類とは?
くびながりゅうるい
首長竜類とは、中生代の海に繁栄した大型海棲爬虫類のグループで、長い首と4枚の大きなひれ足を持つ種が多く知られており、恐竜とは別の生物群です。
首長竜類(プレシオサウリア、Plesiosauria)は、約2億年前から約6600万年前の三畳紀後期から白亜紀末まで海洋に生息した絶滅した爬虫類のグループです。恐竜と同時代に生きていましたが、恐竜目には属さず、独立した爬虫類の系統です。
体形の多様性として、首長竜類には大きく2つの体形グループがあります。プレシオサウルス型は小さな頭部と非常に長い首が特徴で、プリオサウルス型は首が短く頭部が大きく強力な顎を持ちます。いずれも4枚の大きなひれ足で水中を飛翔するように泳いだと考えられています。
首長竜類の代表的な仲間には以下があります。
- エラスモサウルス:体長約13メートル、首の長さが体長の半分以上を占める
- プリオサウルス:体長10メートル超、強大な顎で大型獲物を捕食
- プレシオサウルス:グループ名の由来となった古典的な属
- クロノサウルス:大型プリオサウルス型の代表種
首長竜類は白亜紀末の大量絶滅(K-Pg境界)で恐竜とともに滅亡しました。スコットランドのネス湖に生息するといわれる「ネッシー」は首長竜類を生き延びた個体とする説が有名ですが、科学的根拠はないとされています。それだけ首長竜類のシルエットが人々の想像力を刺激する存在であることを示しています。
使い方・例文
博物館で復元された首長竜の全身骨格を見ると、水族館で見る現代の海洋生物とはまったく異なる独特のフォルムに、中生代の海の豊かさを感じることができます。
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