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降水過程とは?

こうすいかてい

降水過程とは、雲の中の水蒸気水滴・氷晶が成長して雨や雪・ひょうなどになり地上に落下するまでの物理的なメカニズムの総称です。

降水過程(こうすいかてい)は、大気中の水蒸気雲粒水滴・氷晶)として形成されてから、成長して降水粒子(雨・雪・みぞれ・ひょうなど)となり地上に達するまでの一連の物理過程を指します。雲物理学の中心的なテーマのひとつです。

降水過程は大きく二つの経路に分けられます。

  • 暖かい雨のメカニズム(衝突合体過程):0度以上の温かい雲内で、大きさの異なる水滴が衝突・合体を繰り返して成長し雨滴になる過程。熱帯域の積雲降水に典型的。
  • 冷たい雨のメカニズム(氷晶過程 / ベルジェロン過程):0度以下の混合雲(水滴と氷晶が共存)内で、氷晶が水滴を犠牲にしながら急速に成長する過程。温帯や高緯度域の降水に多く、雪・みぞれ・ひょうとして降るほか、融解して雨になることもある。

氷晶過程では、氷晶と過冷却水滴が共存する状況で水蒸気が氷晶側に移行し(氷晶の飽和水蒸気圧が水滴より低いため)、氷晶が成長する現象が起こります(ベルジェロン–フィンデイセン過程)。さらに氷晶同士が衝突して雪片に成長する「付着成長」も重要な過程です。

気象予報・人工降雨・水資源管理など、幅広い分野で降水過程の理解が活用されています。

使い方・例文

気象学の教科書で「なぜ雲から雨が降るのか」を解説するとき、降水過程(衝突合体過程と氷晶過程)は必ず登場する基本概念です。

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