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雲粒とは?

くもつぶ

雲粒とは、雲を構成する非常に小さな水滴または氷晶のことで、直径は数マイクロメートル程度と極めて細かく、空気中に浮遊し続けます。

雲粒(くもつぶ)とは、大気中で水蒸気が凝結・昇華して生じた微小な水滴や氷晶のことで、これが大量に集まって私たちが目にする「雲」を形成します。

雲粒の直径はおよそ1〜100マイクロメートル(μm)で、一般的な雨粒(直径0.5mm以上)と比べると非常に小さい存在です。この小ささゆえに重力に対して空気の抵抗が大きく働き、ほぼ無風の状態でもゆっくりと落下しながら実質的に浮遊し続けます。大気中には「凝結核」と呼ばれる微細なちりや塩粒などが存在し、水蒸気はこれらを核として雲粒へと成長します。

雲粒の状態は気温によって異なります。

  • 0℃以上では液体の水滴として存在する「水雲粒」
  • 0℃〜マイナス40℃程度では水滴と氷晶が混在する「混合雲」
  • マイナス40℃以下では全て氷晶となる「氷雲」(巻雲など)

雲粒が雨粒に成長するには、衝突・合体(衝突併合過程)や過冷却水滴から氷晶への昇華(ベルジェロン過程)といった仕組みが必要です。雲粒の研究は降水のメカニズム解明や人工降雨技術、さらには気候変動における雲のフィードバック効果を理解するうえでも重要な分野です。

使い方・例文

飛行機の窓から見える綿のような積雲も、霧のように視界を白く遮る層雲も、どちらも無数の雲粒が集まってできています。雲の物理学や気象学の授業でよく登場する基本概念です。

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