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凝結核とは?

ぎょうけつかく

凝結核とは、大気中に浮遊する微小な粒子で、水蒸気水滴に変わる際の核となり、雲や霧の形成に不可欠な役割を果たす物質のことです。

凝結核(ぎょうけつかく、cloud condensation nuclei: CCN)とは、大気中に漂う微細な粒子(エアロゾル)のうち、水蒸気が凝結して水滴を形成する際に核となるものです。雲や霧の生成において欠かせない存在です。

純粋な水蒸気だけでは、非常に高い過飽和状態にならない限り自発的に水滴を形成することはできません。しかし凝結核が存在すると、相対湿度が100%程度(わずかな過飽和)で水蒸気が核の表面に集まり、効率よく水滴を作ることができます。

凝結核となる主な物質には次のようなものがあります。

  • 海塩粒子(海面からの波しぶきに由来)
  • 硫酸塩・硝酸塩粒子(大気中の化学反応で生成)
  • 土壌・砂漠由来のミネラル粒子
  • 花粉・胞子などの生物由来粒子
  • 工場・自動車の排気ガスに含まれるすす・煤煙

凝結核の数や種類は雲の性質に大きく影響します。核が多いと多数の小さな水滴が形成されて白く輝く雲になりやすく、核が少ないと少数の大きな水滴となって雨として落下しやすくなります。人間活動による大気汚染が凝結核の量を増やし、雲の性質や降水パターンを変化させることが気候変動研究でも注目されています。

使い方・例文

海上では海塩粒子が豊富な凝結核として働くため、海霧が発生しやすく、航行する船が視界不良に見舞われることがあります。

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