超音波とは?
ちょうおんぱ
超音波とは、人間の耳では聞こえない高周波数の音波で、医療診断・非破壊検査・魚群探知など幅広い分野で活用されています。
超音波(ちょうおんぱ)とは、人間の可聴域(通常20Hz〜20,000Hz)を超える高周波数の音波(弾性波)の総称です。一般に20kHz以上の音波を超音波と呼びますが、用途によって数MHz〜数十MHzの帯域が使われることも多くあります。
超音波は空気中・液体中・固体中を伝わることができ、周波数が高いほど直進性が強く、障害物の影響を受けにくいという特性があります。また液体中でのキャビテーション(微細な気泡の発生・崩壊)を引き起こす性質を持ち、この効果が洗浄や医療処置に活用されています。
超音波が活躍する主な分野は以下のとおりです。
- 医療診断(エコー検査):妊婦の胎児観察や腹部臓器の断層画像診断に広く使われます
- 非破壊検査:金属・溶接部の内部欠陥を外部から検出します
- 魚群探知機・ソナー:水中で超音波を発射し、反射波から距離・形状を測定します
- 超音波洗浄:精密部品や眼鏡の洗浄に利用されます
- 超音波加湿器:振動で水を霧化します
コウモリやイルカが超音波を使ったエコーロケーション(反響定位)で障害物を避けたり獲物を探したりすることも広く知られています。超音波技術は安全性が高く、X線のような放射線を使わないため医療・食品・工業分野を問わず応用範囲が広がり続けています。
使い方・例文
妊婦健診でお腹に当てるゼリーを塗ったプローブで胎児の様子を映し出す「エコー検査」が、超音波の医療利用の代表例です。
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