溶連菌感染症とは?
ようれんきんかんせんしょう
溶連菌感染症とは、A群溶血性連鎖球菌(溶連菌)による感染症で、のどの痛みや発熱を主症状とし、子どもに多くみられる細菌性疾患です。
溶連菌感染症は、A群β溶血性連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)が引き起こす感染症で、正式には「A群溶血性連鎖球菌咽頭炎」とも呼ばれます。飛沫感染や接触感染で広がり、幼児・学童期(3〜15歳ごろ)に多く発症しますが成人にも起こります。
主な症状は以下のとおりです。
- 突然の高熱(38〜39℃以上)
- のどの強い痛み・扁桃腺の腫れと白苔の付着
- イチゴ舌(舌の乳頭が赤く腫れイチゴ状になる)
- 発疹(猩紅熱の場合、体幹から広がる細かい赤い発疹)
- 頭痛・腹痛・嘔吐
咽頭炎のほか、皮膚に感染する「とびひ(膿痂疹)」の原因にもなります。迅速抗原検査で短時間で診断でき、ペニシリン系やセフェム系の抗菌薬が有効です。
治療を適切に行わないと、リウマチ熱(心臓弁膜症を合併)や急性糸球体腎炎などの合併症を引き起こす可能性があるため、処方された抗菌薬を指示どおりに飲み切ることが大切です。感染力が強いため、学校などでのクラスター発生もよく報告されます。
使い方・例文
「のどが痛くて高熱が出たので病院に行ったところ、溶連菌感染症と診断されて抗生物質を処方された」のように、小児の発熱・のどの痛みの原因として日常的に登場します。
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