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発症とは?

はっしょう

発症とは、病気や症状が現れ始めること、つまりある疾患の症状が初めて体に表れる状態になることを意味する医療用語です。

発症(はっしょう)とは、病気や症状が体に現れ始めることを指す医学・医療用語です。感染症では病原体が体内に侵入してから免疫応答が症状として現れるまでに「潜伏期間」があり、潜伏期間が終わって初めて症状が出た時点を発症と呼びます。

発症と似た言葉に「発病」がありますが、発病は病気そのものが始まることを指すのに対し、発症は症状が現れることに焦点を当てた表現です。たとえばがんは細胞の異常が起きても自覚症状がないまま進行することがあり、「発病」は早期から始まっていても「発症」は後になることがあります。

医療統計や疫学では、発症のタイミングを把握することが感染経路の特定や流行の予測に役立ちます。インフルエンザや新型コロナウイルス感染症では、発症日を起点として隔離期間や療養期間が計算されます。

また、慢性疾患(糖尿病・高血圧など)や精神疾患においても発症という言葉は使われ、「何歳で発症したか」「発症のきっかけは何か」は診断や治療方針を立てる上で重要な情報です。生活習慣病では食事・運動・ストレスなどの環境要因が発症リスクに大きく影響します。

使い方・例文

風邪の潜伏期間は1〜3日程度で、ウイルスに感染してから発症するまでの間は他者への感染力が既にある場合もある。

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