接触感染とは?
せっしょくかんせん
接触感染とは、病原体に汚染された物や人に直接・間接的に触れることで感染が成立する感染経路のひとつです。
接触感染(せっしょくかんせん)とは、病原体(細菌・ウイルス・真菌など)が人や物との接触を介して他者に伝播する感染経路を指します。感染経路は大きく「直接接触感染」と「間接接触感染」の2種類に分けられます。
直接接触感染とは、感染者や保菌者と皮膚・粘膜が直接触れることで病原体が伝播するものです。握手・抱擁・キス・性的接触などがこれに当たります。皮膚感染症(疥癬・水虫・ヘルペスなど)や性感染症はこの経路で広がることが多いです。
間接接触感染とは、病原体が付着したドアノブ・スイッチ・手すり・医療器具・食器などの「媒介物(フォマイト)」を介して手に付着し、その手で目・鼻・口の粘膜に触れることで感染が成立するものです。ノロウイルス・インフルエンザ・新型コロナウイルスなど多くの感染症がこの経路でも広がります。
感染予防には次の対策が有効です。
- 石けんと流水による手洗い(30秒以上)
- アルコール手指消毒
- 顔(目・鼻・口)を手で触らない習慣
- 共用物品の定期的な消毒
- 感染者の使用物品の適切な管理・処分
医療現場では接触予防策として手袋・ガウンの着用と厳格な手指衛生が義務づけられており、院内感染防止において最重要の対策のひとつとされています。
使い方・例文
病院で患者と接触した後や公共の手すりに触れた後は、すぐに手洗いまたはアルコール消毒をすることで接触感染のリスクを大きく下げられます。
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