清澄化とは?
せいちょうか
清澄化とは、酒類や飲料の製造工程で、濁りや浮遊物を除去して透明感のある製品に仕上げる処理のことです。
清澄化(せいちょうか)とは、ビール・ワイン・日本酒などの醸造酒や果汁飲料において、発酵後や搾り後に残る酵母・タンパク質・ポリフェノール・微細な粒子などを除去し、製品を透明にする工程のことです。外観の美しさだけでなく、風味の安定性や保存性の向上にも寄与します。
- 自然沈降:低温静置によって粒子を重力で沈殿させる最も古典的な手法
- ファイニング剤(清澄剤)の使用:ベントナイト・ゼラチン・卵白・ケイソウ土などを加えて浮遊物と結合・沈殿させる
- ろ過:フィルターを通して物理的に粒子を除去する方法
- 遠心分離:遠心力で固形物を分離する工業的な方法
ワインではファイニング剤として卵白やゼラチンが伝統的に使われてきましたが、近年はビーガン対応のため植物由来の清澄剤も使われています。日本酒では「おり引き」「ろ過」「活性炭処理」などの清澄化技術が発達しており、製品の透明度と風味に大きく影響します。
なお、あえて清澄化を行わない「無ろ過」や「にごり酒」は、酵母や米のうまみをそのまま楽しめる製品として人気があります。
使い方・例文
ワインの瓶詰め前にベントナイトを加えてタンパク質を吸着・沈降させ、透明でクリアな白ワインに仕上げるのが清澄化の典型例です。
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