橈側手根屈筋とは?
とうそくしゅこんくっきん
橈側手根屈筋とは、前腕の内側に位置し、手首を曲げたり橈骨側(親指側)に傾ける動作を担う筋肉です。
橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん、Flexor carpi radialis)は、前腕の前面(腹側)に位置する筋肉のひとつで、上腕骨の内側上顆を起始とし、手首を越えて第2・第3中手骨底に付着します。前腕の浅層屈筋群に属し、手首の動きに重要な役割を担います。
橈側手根屈筋の主な機能は以下のとおりです。
この筋肉は、手首や指を使う細かい作業・ラケットスポーツ・ゴルフのスイングなどで活発に働きます。テニスや野球などのスポーツで酷使されると、上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘・フォアハンド肘とも呼ばれる)の一因となります。
解剖学的には、橈側手根屈筋の腱は手根管のすぐ橈側(親指側)を通過しており、手首の橈動脈拍動を触れる際のランドマークとしても利用されます。手術時やカテーテル処置で橈動脈を穿刺する際にも、この筋腱が位置確認の目安となります。
使い方・例文
前腕の解剖やテニス肘・ゴルフ肘の解説で登場します。「ゴルフのスイング時に橈側手根屈筋を繰り返し使うことで、付着部の上腕骨内側上顆に炎症が起きることがあります」のように使われます。
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