極光(オーロラ)とは?
きょっこう
極光(オーロラ)とは、太陽風の荷電粒子が地球の磁力線に沿って大気に突入し発光する、極地方に見られる美しい天文現象です。
極光(オーロラ)は、太陽から放出された荷電粒子(電子・陽子)が地球の磁気圏に捕捉され、磁力線に沿って極域の上層大気(高度100〜300km付近)へ降り注ぐことで発生する発光現象です。
発光のメカニズムは、降下した荷電粒子が窒素や酸素などの大気分子・原子に衝突し、それらを励起状態にすることで生じます。励起された分子や原子がエネルギーを放出して基底状態に戻る際に光を発し、これがオーロラとして目に見えます。酸素原子は高度によって緑色(約557nm)や赤色を、窒素分子は青や紫の光を発することが多く、複雑な色のカーテンや帯を形成します。
オーロラが見やすい地域は「オーロラ帯」と呼ばれ、磁極を取り囲む緯度65〜72度付近の地帯がそれにあたります。アラスカ、カナダ北部、アイスランド、ノルウェー北部、フィンランドなどが有名な観測地です。南半球では南極圏でも同様に発生し、「南極光(オーストラリス)」と呼ばれます。
太陽活動が活発なとき(太陽フレアやコロナ質量放出の直後)は磁気嵐が生じ、通常より低緯度でもオーロラが目撃されることがあります。日本でも北海道などで稀に観測された記録があります。
使い方・例文
「北欧旅行でフィンランドのラップランドに滞在し、深夜に空一面を覆う緑の極光(オーロラ)を観測できた」というように、高緯度地方での夜間観光や天文イベントの文脈でよく登場します。
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