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磁力とは?

じりょく

磁力とは、磁石電流が周囲の磁性体・電流に及ぼす引き付け・反発する力のことで、電磁気学の基本概念のひとつです。

磁力とは、磁石電流によって生じる磁場が、他の磁石・磁性体・電流に及ぼす力のことです。物体を引き付ける「引力」と遠ざける「斥力」の両方があり、磁石のN極とS極が異なる極同士では引き合い、同じ極同士では反発するという特性があります。

磁力の本質は電磁気力にあります。物質中の電子は「スピン」と呼ばれる量子的な性質をもち、これが揃って並ぶことで強い磁性(強磁性)が生まれます。鉄・ニッケル・コバルトなどは原子構造上このスピンが揃いやすく、磁石に引き付けられます。また、電流が流れるとその周囲に磁場が生じる(アンペールの法則)ことも、磁力の重要な側面です。

磁力は現代の技術・生活に広く応用されています。

  • モーター・発電機(電気エネルギーと運動エネルギーの変換)
  • MRI(磁気共鳴画像法)による医療診断
  • ハードディスク・磁気テープなどのデータ記録
  • リニアモーターカーの浮上・推進
  • 電磁石によるクレーンや産業機器

磁力の強さは磁束密度(単位:テスラ)で表され、距離の二乗に反比例して弱まります。地球自体も大きな磁石であり、この地磁気が方位磁石(コンパス)の動作原理となっています。

使い方・例文

「冷蔵庫にメモを貼れるのは、マグネットが磁力で鉄製の扉を引き付けているからです。」のように、日常の現象から工業・医療まで幅広い場面で登場する概念です。

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