太陽柱とは?
たいようちゅう
太陽柱とは、大気中の氷晶が光を反射することで太陽の上下に柱状に光が伸びて見える大気光学現象です。
太陽柱(サンピラー)とは、大気中に漂う薄い板状の氷晶が水平に配列し、太陽光を鏡のように反射することで、太陽の上方または上下方向に光の柱が伸びているように見える大気光学現象です。
この現象は、上層大気や地表付近に発生するダイヤモンドダストの環境下でよく観察されます。氷晶の平らな面が重力により水平方向を向いて漂い、その無数の面が太陽光を同じ方向に反射することで、まるで光の柱が立っているように見えます。
太陽柱が現れる条件としては以下が挙げられます。
- 大気中に六角板状の氷晶が浮遊している
- 氷晶が水平面に対して安定した向きを保っている
- 太陽高度が低いとき(日の出・日の入り前後)に特に鮮明
- 寒冷地や冬季の晴れた朝夕に多く見られる
光の柱の色は太陽の色に準じ、日の出・日の入り時には赤やオレンジ、高度が高いときには白色になります。人工光源(街灯など)によっても同様の「光柱」が見られることがあり、これも同じ原理によるものです。幻想的な景観から観光・写真撮影の対象にもなっています。
使い方・例文
厳冬期の北海道や北欧などで日の出直後に空を見上げると、太陽の上方に赤く輝く柱状の光が伸びているのを目にすることがあります。これが太陽柱です。
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