月虹とは?
げっこう
月虹とは、太陽の代わりに月の光が雨粒で屈折・反射することによって生じる虹で、夜間にしか見られない幻想的な自然現象です。
月虹(げっこう、つきにじ)とは、月の光が大気中の水滴(雨滴や霧粒)によって屈折・反射・分散されることで生じる虹のことです。英語では「Moonbow(ムーンボウ)」または「lunar rainbow」と呼ばれます。太陽光による虹(日虹)と同じ原理で発生しますが、光源が月であるため夜間にしか観察できません。
月虹が見られる条件はかなり限られており、まず月が明るいこと(満月か満月に近い状態)、空気中に水滴が存在すること(雨上がり・霧・滝のしぶきなど)、そして月が地平線から比較的低い位置にあることが必要です。月の光は太陽光に比べて非常に弱いため、人間の目には白っぽく見えることが多いですが、長時間露光の写真撮影を行うと日虹のような鮮やかな色彩が記録されることがあります。
観察できる場所としては、大きな滝の近くが代表的です。ハワイのワイメアフォールズやケンタッキーのカンバーランドフォールズ、ザンビア・ジンバブエのヴィクトリアフォールズなどで比較的安定した月虹の観察記録があります。日本では雨上がりの夜などにまれに目撃されることがあります。
月虹はその希少性と神秘的な外見から、各地の伝説や詩歌にも登場する文化的な存在でもあります。
使い方・例文
満月の夜に大きな滝の近くを訪れると、滝のしぶきによって生まれた月虹を白っぽいアーチとして見られることがあります。
この用語をシェア
最終更新: