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幻日とは?

げんじつ

幻日(げんじつ)とは、太陽と同じ高度の左右に光の点や輝きが現れる大気光学現象で、空中の氷晶が太陽光を屈折・反射することで生じます。

幻日(げんじつ)は、英語で「サンドッグ(sundog)」または「モックサン(mock sun)」とも呼ばれる大気光現象のひとつです。太陽の両側(または片側)の約22度の位置に、虹色または白色の輝点・光斑が出現します。

発生のメカニズムは、大気中に浮遊する六角板状の氷晶によるものです。これらの氷晶が水平に整列して落下する際、太陽光が氷晶の側面に入射し底面から出るとき22度の角度で屈折・分光されます。この光が観測者の目に届くと、太陽と同じ仰角の左右に光の点として見えます。

幻日は晴れた寒冷な日(特に冬季)や、巻雲・巻層雲が広がるときに見やすくなります。太陽高度が低い早朝や夕方は観測しやすく、条件が揃うと虹色の縞模様をともなった鮮やかな幻日が出現します。ハロ(暈)やサン・ピラー(太陽柱)など他の大気光学現象と同時に観測されることもあります。

まれに太陽を挟んで大きな白い輪(パリー弧・幻日環)と組み合わさり、幻想的な空の光景を演出します。科学的に解明された現象ですが、歴史的には「太陽が三つある」と不吉な兆しとして記録された例もあります。

使い方・例文

冬の寒い朝、低い位置にある太陽の左右に虹色のシミのような輝きが見えるとき、それが幻日です。スマートフォンで撮影すると虹色の帯が写り込むことがあります。

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