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岩石砂漠とは?

がんせきさばく

岩石砂漠とは、砂がほとんどなく岩盤や礫(れき)が地表に露出した砂漠で、世界の砂漠面積の大部分を占めるタイプです。

岩石砂漠がんせきさばく)は、砂(細粒粒子)が少なく、岩盤や礫・小石が地表を覆う砂漠の形態です。砂が堆積した「砂砂漠(エルグ)」とは対照的に、風や水によって細粒物が吹き飛ばされ、粗い粒子や岩盤が残った地形です。アラビア語では「ハマダ」とも呼ばれます。

一般に砂漠というと砂丘が広がる景観を想像しがちですが、実際には世界の砂漠面積のうち砂砂漠は2〜3割程度に過ぎず、残りの大半は岩石砂漠や礫砂漠が占めるとされています。サハラ砂漠・アラビア砂漠・ゴビ砂漠などにも岩石砂漠の広大な区域が存在します。

岩石砂漠の形成と特徴として以下が挙げられます。

  • 強風による風食(デフレーション)で細粒粒子が除去された結果として形成される
  • 昼夜の激しい温度差による岩石の物理的風化が進む
  • 地表面に礫が敷き詰められた「礫砂漠(レグ)」と区別されることもある
  • 一般的に砂砂漠より移動が容易で、交通路として古来から利用されてきた

乾燥・高温・強風という過酷な環境ですが、一部の昆虫・爬虫類・植物が岩の隙間を利用して生存しており、独自の生態系を形成しています。地形学・砂漠化研究においても重要な概念です。

使い方・例文

地理の授業や旅行記で「サハラ砂漠は一面の砂丘ではなく岩石砂漠が広がる地域も多い」と説明される文脈で使われます。砂漠の分類を扱う地学・地理学のテキストにも必ず登場します。

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