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レグとは?

れぐ

レグとは、砂漠地帯に見られる礫(小石)が地表に広がる平坦な礫砂漠のことです。

レグ(reg)とは、主にサハラ砂漠などのアフリカ北部や中東の砂漠地帯に分布する、小石や礫(れき)が地表を覆う平坦な礫砂漠のことです。アラビア語に起源を持つ地理学用語で、砂丘が連なるエルグ(erg)とは異なり、砂ではなく砂利や小石で覆われた荒野が広がっています。

レグの形成は、風や水による侵食が深く関わっています。長い年月をかけて細かい砂や土が風によって吹き飛ばされ(デフレーション)、残った重い礫だけが地表に残ります。この礫は砂漠ワニスと呼ばれる鉄やマンガンの酸化物で黒く光沢を帯びることもあり、独特の景観を形成します。

レグの特徴は以下の通りです。

  • 表面が礫や小石に覆われ、植生がほとんどない
  • 起伏が少なく広大な平坦地が広がる
  • 砂嵐の影響を受けにくいため、砂砂漠よりも移動しやすい
  • 古くから隊商路として利用されてきた歴史がある

サハラ砂漠全体の地表の約7割が砂砂漠ではなくレグのような礫砂漠や岩石砂漠であるともいわれており、「砂漠=砂」という一般的なイメージとは実態が異なります。地理学や地形学において砂漠の分類を説明する際に重要な概念です。

使い方・例文

地理の教科書やサハラ砂漠の地形解説で、礫に覆われた広大な平坦地の種類としてエルグ(砂砂漠)と対比する形でレグが登場します。

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