変光星とは?
へんこうせい
変光星とは、明るさ(等級)が時間とともに変化して見える恒星の総称で、脈動・食現象・爆発などさまざまな原因で光度が変わります。
変光星(へんこうせい、variable star)は、地球から観測したときの見かけの明るさが周期的または不規則に変化する恒星の総称です。変光の原因は恒星自身の内部変動によるものと、外部的な要因(連星系での食)によるものに大別されます。
変光星の主な種類は以下の通りです。
- 脈動変光星:恒星自身が膨張と収縮を繰り返す。セファイド変光星・ミラ型変光星などが代表例。
- 食変光星:二つの星が互いの前を横切り、周期的に減光する連星系。アルゴルが有名。
- 爆発型変光星:新星・超新星・フレア星など、爆発的な現象で急激に増光する。
- 回転変光星:表面の斑点(星斑)や楕円体形状の自転により明るさが変わる。
変光星の観測は天文学において非常に重要な役割を果たしています。特にセファイド変光星は「光度と周期の関係(周期光度関係)」が明確であるため、距離指標として銀河の距離測定に用いられます。20世紀初頭にヘンリエッタ・リービットがこの関係を発見し、宇宙の大きさを測る基礎を作りました。また変光星の観測は恒星の内部構造・大気変動・連星の軌道などを研究する上でも欠かせないデータを提供しています。アマチュア天文家でも観測に参加できる分野として、世界中で継続的な観測が行われています。
使い方・例文
夜空で有名な変光星には「アルゴル(ペルセウス座β星)」があり、約2.9日周期で明るさが変わることを肉眼でも確認できます。天文学の授業や星座観察会でしばしば実例として紹介されます。
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