本文へスキップ

連星とは?

れんせい

連星とは、二つ以上の恒星が互いの重力引き合い、共通の重心の周りを公転している恒星システムのことです。

連星(れんせい)とは、重力的に束縛された2つ(以上)の恒星が、共通の重心を中心として互いに公転している天体系です。2つの星からなるものを「二重星(二連星)」、3つ以上からなるものを「三連星」「多重連星」と呼ぶこともあります。

太陽系に最も近い恒星であるケンタウルス座アルファ星は三重連星系であるなど、連星は宇宙全体では非常に一般的な存在です。研究によれば、銀河系内の恒星の半数以上は何らかの形で連星や多重星系を形成していると考えられています。

連星の種類は観測方法によって以下のように分類されます。

  • 実視連星——望遠鏡で2つの星を空間的に分離して観測できる
  • 分光連星——ドップラーシフトによるスペクトルの周期変化から存在を確認する
  • 食連星(食変光星)——一方の星がもう一方を隠すことで明るさが周期的に変化する
  • 天体測量連星——片方の星の位置の規則的な揺れから伴星の存在を推定する

連星系の研究は天文学上きわめて重要で、恒星の質量を直接測定できる数少ない方法を提供します。また、連星の相互作用は新星(ノヴァ)やIa型超新星の爆発、重力波源(連星中性子星・連星ブラックホール)など、宇宙の多彩な現象の舞台となっています。

使い方・例文

「夜空に輝くシリウスは実は連星で、白色矮星の伴星を持つことが精密観測によって明らかになっている」のように、天文学の解説や星の紹介文の中で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語