声を荒げるとは?
こえをあらげる
「声を荒げる」とは、怒りや興奮などの感情から声を大きく乱暴にする行為を表す日本語表現です。
「声を荒げる(こえをあらげる)」は、感情が高ぶり怒りや興奮・苛立ちが抑えられなくなった際に、声のトーンや音量が乱れ大きくなる様子を表す動詞句です。「荒げる」は「荒い(あらい)」を動詞化した表現で、「粗くする・乱暴にする」という意味を持ちます。
注意が必要なのは、誤用が広まっている点です。正しくは「声を荒げる」ですが、「声を荒らげる」という形も広く使われており、放送や出版の現場では両方の表記が混在しています。国語辞典によっては「荒らげる」を慣用として認めているものもありますが、本来の語形は「荒げる」です。
この表現が使われる主な場面や文脈は以下のとおりです。
- 口論・言い争いの場面での激情の描写
- 上司が部下を強く叱責する職場の状況
- 感情的な交渉や家族間の衝突
- 「声を荒げずに冷静に話し合う」という抑制の呼びかけ
「怒鳴る」「叫ぶ」よりもやや抑制のある表現で、感情の高まりによって意図せず声が荒くなるニュアンスを含みます。ビジネスや公的な文脈では、感情のコントロールを示す場面で「声を荒げることなく~」という形でもよく使われます。
使い方・例文
「会議で意見が対立しても、声を荒げることなく冷静に議論することが大切です」のように、職場での感情的な言動を戒める場面でよく登場する表現です。
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