トーンとは?
とーん
トーンとは、音の調子・色調・雰囲気など、感覚的な「質や傾向」を表す多義的な言葉です。
トーン(tone)とは、音楽・美術・コミュニケーションなど多くの分野で使われる言葉で、「調子」「色合い」「雰囲気」といった感覚的な質を指します。
主な使われ方を分野別に示すと次のとおりです。
- 音楽・音響:音の高さや音色(おんしょく)、あるいは全音(ホールトーン)などの音程を指します。
- 美術・デザイン:色の明暗・鮮やかさの度合い(トーン・オン・トーン配色など)を指し、配色理論において重要な概念です。
- 印刷・漫画:網点やスクリーントーンのように、グレーの濃淡を再現するための素材を「トーン」と呼びます。
- コミュニケーション・文章:話し方や文体の「口調・雰囲気」を表し、「丁寧なトーン」「攻撃的なトーン」のように使います。
- 筋肉・医療:筋肉の緊張状態(筋トーヌス)を指すこともあります。
このように「トーン」は一語で多様な意味を持ちますが、共通しているのは「ある対象が持つ全体的な質感や傾向」を表す点です。デザインや広告では「ブランドトーン」「トーン&マナー」という形で、統一感のある表現スタイルを定義する際にも用いられます。
使い方・例文
広告制作の現場で「全体のトーンを落ち着いた印象にまとめよう」と指示されたり、漫画の背景にスクリーントーンを貼って陰影を表現したりする場面で登場します。
この用語をシェア
最終更新: