冬眠とは?
とうみん
冬眠とは、動物が冬の寒い時期に体温や代謝を大幅に下げ、活動を休止して春まで眠り続ける生存戦略のことです。
冬眠(とうみん)とは、主に哺乳類・爬虫類・両生類・昆虫などの動物が、食物の乏しい冬季を乗り越えるために体温・心拍数・呼吸数・代謝率を著しく低下させ、長期間の不活動状態に入る生理現象です。英語では「hibernation」と呼ばれます。
冬眠の仕組みは動物によって大きく異なります。ヤマネやコウモリ・ハムスターなどの「真の冬眠」を行う動物は、体温が外気温に近い水準にまで下がり、代謝が通常の数十分の一まで低下します。一方、クマの「冬眠」は体温の低下が比較的緩やかで、刺激を与えると目覚めることがあるため、厳密には「冬ごもり」と区別されることもあります。
冬眠をする代表的な動物は以下の通りです。
- ヤマネ:日本の固有種で、真の冬眠を行う数少ない日本の哺乳類
- クマ:体に大量の脂肪を蓄えてから巣穴にこもる
- カエル・ヘビ:変温動物で、外気温が下がると活動できなくなり土中で越冬する
- シマリス:地下に食料を蓄えつつ冬眠する
冬眠前には食料を大量に摂取して体脂肪を蓄えるか、または巣に食料を貯蔵するかによって戦略が異なります。冬眠の研究は、長期宇宙旅行での人体への応用などの観点からも注目されています。
使い方・例文
秋になるとリスが木の実を地面に埋めて蓄える行動が見られますが、冬眠中のエネルギー源として活用するための準備行動です。
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