乾癬とは?
かんせん
乾癬とは、皮膚が赤くなって鱗屑(りんせつ)が生じる慢性の炎症性皮膚疾患のことです。
乾癬(かんせん)とは、免疫機能の異常によって皮膚の細胞が過剰に増殖し、赤い発疹と白い鱗屑(フケのような皮膚片)を繰り返す慢性の炎症性皮膚疾患です。感染症ではないため、他人にうつることはありません。
通常、皮膚の細胞は約28日かけて新しい細胞に入れ替わりますが、乾癬の患者では免疫細胞(T細胞など)が誤って皮膚を攻撃し、細胞の入れ替わりが数日にまで短縮されます。その結果、古い細胞が剥がれ落ちないまま積み重なり、特徴的な銀白色の鱗屑を伴う局面(プラーク)が形成されます。
乾癬にはいくつかの種類があります。
- 尋常性乾癬:最も多く、肘・膝・頭皮などに局面が現れる
- 滴状乾癬:小さな水滴状の発疹が広範囲に生じるタイプ
- 膿疱性乾癬:膿疱を伴う重症型
- 乾癬性関節炎:関節にも炎症が及ぶ合併症
遺伝的素因に加え、ストレス・感染症・喫煙・過度のアルコール摂取などが悪化因子として知られています。治療には外用薬(ステロイド・ビタミンD3誘導体)・光線療法・生物学的製剤などが用いられ、症状のコントロールを目指します。完治が難しい疾患である一方、適切な治療で日常生活を快適に維持できるケースも多くなっています。
使い方・例文
皮膚科で「乾癬」と診断された場合、外用薬の塗布や紫外線療法による治療が行われることが一般的です。
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