慢性とは?
まんせい
慢性とは、病気や症状が長期間にわたってゆっくりと続く状態を指す医学用語で、急性の対義語です。
慢性(まんせい)は、医学・医療の分野において病気や症状が長期間にわたって持続する状態を表す言葉です。一般的に3か月以上症状が続く状態を慢性と表現することが多いですが、疾患によって定義の基準は異なります。急激に発症して短期間で経過する「急性」と対をなす概念です。
慢性疾患の特徴として、以下の点が挙げられます。
- 症状が比較的軽いか、自覚しにくいため発見が遅れやすい
- 完全な治癒が難しく、長期的な管理・治療が必要な場合が多い
- 生活習慣・遺伝・環境などが発症に関わることが多い
- 合併症や他の疾患のリスクを高める場合がある
代表的な慢性疾患には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)・慢性腎臓病・慢性胃炎・慢性関節リウマチ・糖尿病・高血圧などがあります。これらは「生活習慣病」とも重なることが多く、食事・運動・禁煙など生活習慣の改善が治療の柱となります。
慢性疾患の管理では、症状の完全消失よりも症状のコントロールとQOL(生活の質)の維持が目標となることが多く、患者自身が自分の病態を理解して長期的にセルフマネジメントを行うことが求められます。定期的な検査や通院によって症状の変化を早期に把握し、合併症を防ぐことが重要です。
使い方・例文
数年前から咳が続いていたため受診したところ、「慢性気管支炎」と診断され、禁煙と長期的な薬物療法が勧められた。
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