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ワラジムシとは?

わらじむし

ワラジムシとは、湿った土の中や落ち葉の下に生息する甲殻類の一種で、落ち葉や有機物を分解する役割を担う生き物です。

ワラジムシ(藁草履虫)は、甲殻綱等脚目ワラジムシ科に属する節足動物です。昆虫のように見えますが、実はエビカニと同じ甲殻類の仲間で、陸上生活に適応した数少ない甲殻類の一つです。体長は10〜15ミリメートル程度で、灰褐色の楕円形の体に7対14本の脚を持ちます。

名前の由来は、その扁平な体形が日本の伝統的な履物「藁草履(わらぞうり)」に似ていることから来ています。よく似た生き物にダンゴムシがいますが、ワラジムシは危険を感じても丸くなることができず、扁平なまま素早く逃げるという違いがあります。

ワラジムシは以下のような環境に生息しています。

  • 庭の石や板の下などの湿った暗い場所
  • 落ち葉が積もった林床
  • 腐葉土や堆肥の中
  • 植木鉢の底

生態系における役割は非常に重要で、落ち葉・枯れ木・動物の死骸などの有機物を食べて分解し、土壌の形成を助ける「分解者」として機能します。この働きにより土壌中の栄養循環に貢献しています。乾燥に弱く、エラ呼吸に近い仕組みで呼吸するため、常に湿度の高い環境を必要とします。

使い方・例文

庭の石をめくると素早く逃げる灰色の小さな虫がワラジムシです。プランターの底や落ち葉の下でよく見かけます。害虫ではなく、むしろ土壌を豊かにする益虫として扱われることが多い生き物です。

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