ダンゴムシとは?
だんごむし
ダンゴムシとは、触れると体を丸めて団子状になる習性を持つ、陸上で生活する甲殻類の小動物です。
ダンゴムシは、節足動物門・甲殻類に属する生き物で、エビやカニの仲間にあたります。昆虫と間違われることが多いですが、足が14本あり昆虫(6本)とは異なります。体長は約10〜15mm程度で、灰色や茶色の硬い殻に覆われた楕円形の体が特徴です。
最もよく知られる特徴は、外敵に触れたり危険を感じたりすると体を球状に丸める「防御行動」です。この丸まった形が「団子」に似ていることから「ダンゴムシ」と呼ばれるようになりました。同じような場所に生息するワラジムシも似た外見を持ちますが、ワラジムシは体を丸めることができない点で区別されます。
ダンゴムシは落ち葉や朽ち木、枯れた植物などを食べて分解する「分解者」としての役割を担い、土壌環境を豊かにする生態系の一員です。湿った環境を好み、石の裏や落ち葉の下、花壇の縁など身近な場所に生息しています。陸上で生活しながらもエラに似た構造で呼吸するため、乾燥に弱い特性があります。
雌は腹部に「育児嚢(いくじのう)」と呼ばれる袋を持ち、卵や孵化直後の幼体をそこで保護します。日本の都市部から山間部まで幅広く分布し、子どもが公園や庭で最初に出会う生き物の一つとして広く親しまれています。
使い方・例文
公園の石をひっくり返すと慌てて丸まるダンゴムシが見つかることがあり、子どもの自然観察や理科の授業でもよく取り上げられる身近な生き物です。
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