ゴムとは?
ごむ
ゴムとは、弾力性に優れた素材で、天然ゴムと合成ゴムの2種類があり、日常生活から工業まで幅広く使われる材料です。
ゴムとは、伸び縮みする弾力性(弾性)を持つ高分子材料の総称です。大きく天然ゴムと合成ゴムの2種類に分けられます。
天然ゴムは、熱帯地方に生育するゴムの木(パラゴムノキ)の樹液(ラテックス)から採取されます。このラテックスを加工すると、イソプレンという分子が鎖状に連なったポリイソプレンが得られます。しかし天然ゴムのままでは熱に弱く、べたつきやすいという欠点があるため、19世紀に発明された加硫処理(硫黄を加えて加熱する工程)によって分子間に橋渡しを作り、強度と耐熱性を高めます。
合成ゴムは石油を原料として化学的に製造されます。代表的なものには以下があります。
- スチレンブタジエンゴム(SBR):タイヤや靴底に使用
- シリコーンゴム:耐熱性が高く医療器具や調理器具に利用
- ネオプレンゴム:耐油性があり防水手袋などに使用
- ブチルゴム:気密性が高くタイヤのチューブに利用
ゴムの弾性は、ポリマー鎖がランダムにコイル状に絡み合っている構造に由来します。引っ張られると鎖が伸び、力を解放すると元のコイル状に戻ろうとする性質があります。現代社会においてゴムはタイヤ・手袋・パッキン・輪ゴムなど多種多様な製品に不可欠な材料です。
使い方・例文
自転車のタイヤや消しゴム、手術用手袋などにゴムが使われており、その弾力性と密封性が活かされています。
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