高分子とは?
こうぶんし
高分子とは、多数の原子が結合した分子量の非常に大きな分子のことで、プラスチックや繊維、タンパク質などがその代表例です。
高分子(こうぶんし)とは、分子量がおよそ1万以上の巨大な分子を指します。一般に「ポリマー」とも呼ばれ、モノマー(単量体)と呼ばれる小さな分子単位が多数連なった構造を持ちます。
高分子は大きく天然高分子と合成高分子に分けられます。天然高分子にはタンパク質・核酸・セルロース・天然ゴムなどが含まれ、生命活動に欠かせない物質が多く含まれます。一方、合成高分子はナイロン・ポリエチレン・ポリエステルといったプラスチックや合成繊維が代表例で、20世紀以降に工業的に大量生産されるようになりました。
高分子の物性は分子量・結晶性・架橋構造などに大きく依存します。主な特徴として次のような点が挙げられます。
- 軽量でありながら高い強度を持つものが多い
- 成形加工が容易で多様な形状に加工できる
- 熱可塑性(加熱で軟化)と熱硬化性(加熱で硬化)の2種類がある
- 電気絶縁性・耐薬品性に優れるものが多い
高分子化学はノーベル化学賞を複数回受賞した重要分野であり、医療・電子・航空など現代産業の根幹を支えています。
使い方・例文
ペットボトルの素材PET(ポリエチレンテレフタラート)や、衣料品に使われるポリエステル繊維は、いずれも合成高分子の身近な例です。
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